行政書士業務について

行政書士業務についてご案内いたします。


みなさんは「行政書士」という言葉を聞いたことはありますか?おそらく、多くの方が聞いたことがない言葉だと思います。漢字を見ると何やら「行政」に関する「書類」に関する「人」ということは想像がつきそうです。これから行政書士について紐解いてみたいと思います。


行政書士の業務については「行政書士法」という法律で定められています。

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成すること

行政書士とは、お客さまから依頼を受けて有償の業務として官公署に提出する書類、権利義務に関する書類、事実証明に関する書類を作成したり提出することを業務としている専門家となります。実際の紙の申請書でも、オンライン申請でも行うことが可能です。官公署は国の省庁の機関であったり、もっと身近な役所、保健所、警察署、消防署等があります。
では、官公署に提出する書類なら何でも作成できるのか?というとそうではありません。行政書士はその業務を行うことが他の法律において制限されているものについては業務を行うことができないとも定められています。

行政書士が作成できない主なもの
  • 弁護士にかかわるもの - 訴訟事件、非訟事件等の一般の法律事務
  • 税理士にかかわりもの - 税務相談、税務事務、税務書類作成、税務申告等
  • 司法書士にかかわるもの - 不動産登記や商業登記申請書の作成、申請等
  • 土地家屋調査士にかかわるもの - 不動産表題登記申請等
  • 弁理士にかかわるもの
  • 社会保険労務士にかかわるもの

逆に言えば、他の法律で制限されていなければ行政書士が書類作成、提出代理を行うことが可能とされており、その数は1万種類を超えるといわれています。
官公署に提出する書類を作成したり提出したりする仕事といえば「じゃぁ自分で書類を作って提出すればいいのでは?わざわざ報酬支払って行政書士に依頼する必要はないよね?」と考えるのも当然だと思います。でも少し考えていただきたいのです。

「書類を作って提出する」ことは誰でもできることです。でも、皆さんのビジネスのこと、家事のことを皆さんに代わってすることは誰にもできないのです。皆さんの貴重な時間は、皆さんが進みたいと思うビジネスやご家族との大切な時間に使っていただきたいのです。そのために私たち行政書士がサポートできるのです。

想像してみてください。例えば、自身の飲食店を独立開業したいとするとします。開業にあたっては建物や保健衛生等様々な許認可が必要となるため、その書類を書くための手引を読み、正しく記入し、役所の開庁時間に窓口に行き、待ち時間があればそこで待って、やっと書類を提出できます。そして役所から疑義があれば問合せがあればその時間も割かれます。その後に許認可を得て開業にたどり着きます。その許認可を得るための時間を飲食店で提供するメニューを考えたり、一緒に働いてもらうスタッフを採用したり、ご近所さんとの関係性づくりに使ったりすることの方が有益な時間の使い方だと思いませんか?行政書士に依頼することは費用が発生しますが自分のビジネスを豊かにすることができるのです。

もう1つ。例えば、皆さんの大切な方がお亡くなりになったとします。人が亡くなると相続が発生しますが、相続の手続きにどのようなものがあるのかを自分で書籍を買って読んでみたり、ネットで調べたりします。そして手続き内容に応じた書類を作成するために戸籍を集め相続人を確定させます。その後に相続の手続きに入れますが、家事をしながらこのような作業をするのは大変だとは思いませんか?行政書士に依頼することで、そのような煩雑な手続きをする時間を亡くなった方との想い出を偲ぶ時間にあてていただきたいのです。

私は行政書士は皆さんの良きパートナーとして、人生を有意義にしてくれる存在であると信じていますし、私自身そのようにありたいと常々考えています。ぜひ皆さんの人生のパートナーとして考えていただけませんか?